電磁調理器 対 ガス調理器(その2)
電磁調理器(IHクッキングヒーター) 対 ガス調理器の戦いは、
ますますヒートアップしてきました。
電磁調理器は、欠点であったアルミ鍋・銅鍋などが使えるようになり
更なる進化を遂げました。
(2005年秋には、2ヶ所ともアルミ鍋が使える新商品が出てきました。)
対するガス調理器は、
炊飯機能や沸騰自動消火や油温度調節機能やお手入れも簡単な、
ガラストップなどを付けています。
(電磁波の問題は、私には判らないので、意見はのべませんが、実質的な問題は、判ります。)
現在の最新電磁調理器には、(2005年秋から)
欠点がほとんど無くなったような気がします。
鍋の大きさの制約や形状の制約など確かに問題点はありますが、
問題点以上に、良い面の方が目立ちます。
操作のしやすさ、安全性、室内温度を変えないなど、
とても魅力を感じます。
最近のガス会社のホームページを見ると、とても面白いと思います。
もうほとんどアラ探し状態!!
煮物のときに電磁調理器は対流が悪いとか、
排気の効率が悪いとか、そんなことばかりいってます。
今、ガス会社は必死なのです。
給湯器の替わりに電気温水器やエコキュート、ガスコンロの替わりの電磁調理器。
ガス器具はどんどん一般家庭から排除されています
残るのは、高齢化が進む中で重い灯油を運ぶ必要の無いガスストーブぐらいでしょうか?
これでは、ガス会社は、冬しか必要ありません。
なんとか電磁調理器の進行を止めたいのですが、
進化し続ける電磁調理器にはかないません。
ただ現在勝っている部分は、機器の値段です。
最初の購入金額を考えると、ややガス器具に軍配が上がるような気がします。
本当にガス器具の方が安いかというと、やや疑問点があるような、、、、。
ガス機器は、寿命が短いと思います。
多くの方が、3つ口のガスコンロだと一番大きな火力のコンロばかり使うので、
そのコンロは、7年ぐらいで火の付きが悪くなります。
修理しても、寿命は10年から12年ぐらいでしょうか。
対して電磁調理器の寿命はといえば、、、、
判りません。(なんだぁと言わないように。)
一説には、ガスコンロの2倍と言われています。
(私のお客様が今から10年ぐらい前に取り付けましたが、いまも健在です。
一度も故障したことがありません。あまり比較に成らないかもしれませんが、
ハロゲンの電磁調理器を取り付けたお客様は20年になりますが、
同じように故障もありません。)
昔のガス器具は、火花を飛ばしてガスに火を付けるというとても単純なものでしたから、
その分故障とは無縁なものでしたし、値段も安いものでした。
しかし、
安全装置から火力制御まで、ほとんどマイコンが制御しています。
(マイコンは熱に弱いものですから、その部分の工夫もかなりしているようです。)
そして掃除のしやすいガラストップ。
このためとても高価な値段になっています。
最新のガス調理器は24万円ぐらい。
対する鍋を選ばない電磁調理器は、38万円ぐらいです。
さてさて、あなたはどっちを選びますか?
IHクッキングヒーターのすがた
IHクッキングヒーターのすがた(その2)
も、参考にして下さい。
|