大地震は、有り難くないことに、必ずやってくる(その2) |
東海・東南海地震は、いつ起きても、いまこの瞬間に起きても、おかしくないと言われていますが、
何か『大地震に対しての備え』は、していますか?
飲み水や食べ物の備蓄は、多くの方が多少なりとも備えていると思います。
家具の固定も、多少してあると思います。
仕事柄多くの家を訪問させて頂いてますが、築年数の長い家ほど、家具は固定してあり、
新築に近いほど、家具の固定は、されてないような気がします。
大地震は、築年数に関係なく襲ってきます。
確かに、築年数が新しいほど建物の地震に対する被害は、
少ないと思いますが、建物の中は、地震に対して安全とは言えません
全ての家具は、人を襲います。
そのなかで、一番怖いのは、ガラスだと思います。
耐震化アドバイザーという資格を取るために、私は、講習を受けたのですが、
そのとき、中越沖地震や、阪神大震災などの写真を見たのですが、
ガラスの怖さを改めて知りました。
ガラスは、透明なので、中が確認できて、ホコリや汚れを防いでくれて、
値段も手頃なので、多くのところで使われています。
食器棚、本棚、賞状の額などで、透明でホコリや汚れを防いでくれて、
値段も手頃なので、多くのところで使われています。
でも、もしも今、大地震が来たら、全て割れて、凶器になると思いませんか?
地震の時に例え、机などの下に隠れても、
落下して床の上で割れ、それが跳ねて、机の下のあなたやあなたの家族を襲います。
怪我をしても通常時なら救急車もすぐに来てくれますが、
地震時には救急車は来ませんし、病院も重傷の人が優先です。
割れたガラスが、あなたの家族のからだに、
一生消えない傷を残す可能性は、多いと思いませんか?
私は、思います。
地震は、天災ですが、
地震の被害は、人災だと、、、、。
また、割れたガラスを掃除しようと思っても、電気が止まっているので、
掃除機が使えません。
靴を履いて家の中を歩くわけにもいかないので、
家は、なんの被害が無くても、避難所で、不便な生活をしなければならなくなります。
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